ぼくのりりっくのぼうよみ 通夜

⚠️注意⚠️
この記事には「ぼくのりりっくのぼうよみ 通夜」に関する内容が一部掲載されています。
おはようございます。蒼虎です。

最近色々したいことを初めて…
このホームページもその一環なのですがやっぱり物事にはきっかけというか転機がありますよね。

僕の場合、尊敬する人に自分のしたいことを伝えたらありがたいお言葉を頂けたのでやったみよう!って感じなのですが
それ以外にも直接的ではない理由が多々ありまして…今回はその理由の一つに関連することを紹介させてもらいます。







なんだこの不気味なアー写は!!

ですよね何を伝えたいかわからないこのアー写
これは僕と同い年にしてビクターがイチオシしていた次世代天才アーティスト ぼくのりりっくのぼうよみ くんのアー写ですね。
哲学的な歌詞とグルーヴ感溢れるサウンドとメロディの組み立てがとてもいいんです。
曲のほとんど、というか多分全部の曲くらいが内向的な歌詞で
愛だの夢だ希望だという戯言はほとんど出てきません。真っ直ぐではない考え方、思考も美しいと感じさせてくれる曲が多いのです。曲のクオリティがめちゃくちゃ高いから。
 

で、この写真のぼくのりりっくのぼうよみくん
なんと彼、この1月をもってお亡くなりになってしまうんですね…
若干21歳にして早すぎる死…


お亡くなりになると書きましたがこれは本当にこの人が死ぬ訳ではなく中の人がぼくりりを引退するのでその終わらせ方として「ぼくりりは死ぬ」という伝え方?方法?で表現してるんです。
好きでない人からしたらなんのこっちゃ分からん茶番ですけど…

顔が見たいって人はぜひ自分で調べて見てください(笑)


そんでもってこのぼくのりりっくのぼうよみとこの最下層八流下絵師の関連性っていうと僕と彼、同い年なんですね。単純に同い年でこれだけクオリティの高い音楽作品を生み出してるのすげえって尊敬してたんですけど…
特に彼の引退表明後の生き方というかぼくのりりっくのぼうよみの活動ががめちゃくちゃ美しくて楽しそうで自分もこの怠惰な生活になにか終止符を打ちたいと思って自分の好きなことを評価してもらえるようにしたいと考え出したきっかけなんですね。


善し悪し別として、自分のしたいことで自分を評価してもらえるっていうのはとても価値あることだと思うんです。実際普通に社会人として生きていたら否が応でも様々なことで評価はされてるんですけど(買い物に行ったら赤の他人にファッションセンスを見られるし友人と食事してもテーブルマナーやトーク力、酒癖を感じ取られる)それらのことって自分が特に評価して欲しいものじゃないんです。
普通に生活する様を評価して欲しい、コミュニケーション能力を武器として使って生きていく人も当然いると思うし自分もそういう時はあります。ただそれらによって周囲からの評価が下されて印象や僕の存在価値が決められてしまうのはうーんって思うんです。自分のしたいことはそれじゃないのに。

自分にとって「飾り幕刺繍の下絵、構想画」っていうのはかけがえのないもので多くの出会いや思考の変化を与えてくれました。
ジャンルのキャパ自体はぼくりりのそれとは比になりませんが自分も好きなことを自身に対する評価の主戦力として使いたいと思って今まさに色んなことを始めようと思ったわけなんです。
そう考え出したのもぼくりりの引退とか活動が勝手に大きく関与してたってわけで…




で、昨夜彼の引退ライブ三部作「通夜・葬式前夜祭・葬式」のうちの1つ、「通夜」に参列してきました。(話が大きく飛ぶ)
ここからライブのネタバレもするんですが、ライブというか昨夜の公演は完全に彼一人の独壇場、曲と曲の間にMCもなくただただひたすら彼が3年間の間に世に放ってきた名曲の数々を歌い続ける1時間半。会場には実際の告別式とかで流れてる感じのBGMが流れてたり運営スタッフの人も全員喪服でした。ライブ始まるまではちょっとシュールで面白かったんですがいざ始まるとそれらも「ぼくのりりっくのぼうよみ」の作品の終焉にふさわしい要素の一つとして溶け込んでてすげえってなりました。
ラストアルバム「没落」全曲と1-3アルバムの中で特に厳選された名曲を歌ってくれたんです。初期の曲とか原曲も素晴らしいんですが昨日のはめちゃくちゃ成長した感があってよかったです。

曲の詳細とかはまた後日紹介させてもらいます…結局自分語りがほとんどの内容になってしまった…
無茶苦茶だ…タイトル詐欺だ…

Studio"蒼虎"

Studio"蒼虎"は瀬戸内地域周辺の太鼓台、山車に使用される飾り幕、彫刻などの図柄の研究、また古より伝わる図柄を使用した作品を手掛けております。

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